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胃癌とは?~絶対忘れない転移の覚え方~

こんにちは!

 

胃癌って癌の中でも

代表的だからこそ

覚えることがたくさんですよね( ;∀;)

 

でもやっぱり代表的だからこそ

模試を解いていても出題が

多いのですよね。

 

今日は胃癌の転移について

やっていきたいと思います。

今日も私が暗記するのに活用した

語呂ちゃんを紹介していきますね!

 

 

 

 

胃癌は局所的に浸潤する以外に

血行性、リンパ性、播種性

の3つに転移様式をもっています。

 

それぞれ一つずつ説明していきますね!

 

まずは血行性転移についてです。

 

腫瘍細胞が血管内に侵入し

血液の流れに乗って転移します。

胃から門脈を通って肝臓に行くので

肝臓が最も多い転移になってしまいます。

 

 

続いてリンパ行性転移。

 

 

 

画像に入れ忘れましたが、

卵巣転移はクルーケンべルグ腫瘍ともいいます。

 

 

最後に播種性転移です。

 

こんなにたくさん覚えられないですよね。

私も無理でした。

ここでまた語呂ちゃんの出番です。

これならすんなり覚えられませんか?

問題を解く時に頭に思い出してみてください(^^)

ではこれを頭にインプットしてから

今日の問題を解いてみましょう。

 

 

 

 

今日は過去の国試からの出題です。

【第103回 午前33問】

胃癌についての組み合わせで正しいのはどれか。

1、腎臓転移-ウィルムス腫瘍

2、肝臓転移-シュニッツラー転移

3、卵巣転移-クルッケンベルグ転移

4、胃周囲リンパ節転移-ウィルヒョウ転移

 

 

 

 

 

答えはわかりましたか?

少し難しいですよね。

でもこれ過去に出題された問題です。

 

しかし今日やったことを頭に入れておけば

消去法で解答できると思います。

 

答えは3です。

では解説していきますね。

 

1のウィルムス腫瘍というのは腎芽主腫と呼ばれる

小児悪性腫瘍です。胃癌とは関係ありません。

 

2はのシュニッツラー転移は、

腹膜転移が女性ではダグラス窩に、

男性では膀胱直腸窩に生じたものでしたよね。

 

4のウィルヒョウ転移は

左鎖骨上下窩リンパ節転移でした。

 

 

では少し難しい話でしたが大丈夫でしたか?

今日はここで終わりにしたいと思います。

 

お疲れさまでした!

 

 

 

 

 

1件のコメント

  • miku︎︎☺︎

    今までゴロを覚える際、長いゴロで覚えにくい場合があったのですが、こちらのゴロは短くて覚えやすく、すぐに頭にインプットさせることが出来ました。
    解説もわかりやすく理解することが出来ました!

    ありがとうございます。

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